DC電源のアクセサリー比較 iPurifierDC2, DC power Booster mini, Petit Tank
オーディオに飽きて一年以上更新していなかったけども、最近またオーディオ熱があがってきたので少しだけブログを書いてみる。
DC系のアクセサリーをいろいろ買ったけど、一年くらい放置していた。適当に聴き比べてメモしておく。
一個目は、iFi iPurifierDC2。これについては昔ちょろっと書いた気がする。
二個目は、DC power Booster miniというやつ。miniじゃないやつもあるけど、とりあえず安いminiを買った(うろ覚え)。2万円はしなかったと思う。
そして最後は、Petit Tank。一番安くて2000円もしなかった気がする。
環境は以下のような感じだ。
HPAはRNHPで、ヘッドホンはHD800 Mod。ヘッドホンのケーブルは102SSCとかいう線材を16本使ったやつ(たぶん)。
で、これらのアクセサリーはHPAに使う。DCアダプターはRNJHP付属のものではなくて、中華メーカーのリニア電源である。リニア電源とRNHPを繋ぐDCのケーブルは自作品なのだが、昔作ったものなので詳細は忘れた。リニア電源にささっている電源ケーブルはChikumaのなんかで、電源タップはヤフオクで買った1万円くらいのアルミのやつだ。
といったところで、聴き比べてみる。
ところでさ、聴き比べて感想を書くってのは結構難しいですよね。
何もなし
音が迫ってくる感じ。熱い。ノれる。
iPurifierDC2
スッキリしてて線が細い。SNが高くて鮮明だけど、音との距離がかなり離れている。高音のシャカシャカしたところはとても良く見える。鉛筆で描いた細密画的な。遠くから観察してるみたいな音。
DC power Booster mini
かなり明晰。細部までとても良く見える。だからといってスカスカな音ではないのが素敵。
Petit Tank
一番低音がゴリゴリ来るけど、スピードはいまいち。定位が微妙。
良かった順で並べると、DC power Booster mini、なにもなし、iPurifierDC2、Petit Tankって感じです。
何も挿さないのが最も生々しさがあって良いのだが、サウンドステージが若干ごちゃついている感じがする。DC power Booster miniは音の勢いは殺さず、その辺を整えているような印象。iPurifierはSNは高いんだけど、どこかそっけない。Petit Tankはなんかもったりしてる。
ところで製品の比較ってむずかしいですよね。その製品の音がどんな音かってのは、基準となる音との差異から把握していくわけだけども、じゃあ基準の音はどんな音かっていわれると、製品Aの音との差異で定義するしかない。解釈学的循環みたいな感じでもやもや。
ともあれ以上。
あと、ある記事にとても嬉しいコメントをいただきました。ぜひお返事したいのですが、どうすればいいんでしょうね。